ひねり協会 について

世の中は「ひねり」がどれだけあふれているか・・・

  • 日本は「ひねり」の文化

    小さな頃、九州の宮崎で私はひねった塩けの強い「横綱あられ」を初めて食べた日、「なんて美味しい食べ物なんだろう」と夢中になって妹たちに分けるのも忘れて一袋を食べてしまい母に叱られた。緑茶とひねりあられがあれば幸せだったことを覚えている。
    なんと、東京では「横綱あられ」という名称ではなく「ひねり揚げ」であることに驚くもすぐに「ひねり揚げ」のファンになり何十年が過ぎたことか。
    ある日、「ひねり揚げ以外にも好きな食べ物ある?」と聞かれて「長崎のよりより」のことを伝えたら、関東では麻花(マーファー)という名前らしいことがわかった。
    地域によって呼び名は違っても、歯ごたえがあってひねりが素晴らしく素敵な食べ物、本当にひねりのある食べ物は、美味しいんです!

    神社にお参りに行くと、賽銭箱の上に垂れ下がっている鈴緒(すずのお)も数本の太い縄をひねっていますよね。
    しめ縄も、綱引きの縄も、ひねることで美しく、強い縄が出来上がります。
    私たちの生活を見直してみると、ひねる、ねじる、らせんのものがどれだけ多いことか。
    特に、日本の伝統の着物、相撲、歌舞伎・・・どれもひねりのあるものが沢山のあります。
    美しくて素晴らしい「ひねり」の世界を、楽しんでもっともっと多くの人たちと共有してたくて協会を作りました!